Express Converter:APX-500/DAMシリーズ
D/A変換ボードのQ&A


1. 導入前に

1. 製品の使用に関して

 

1. 導入前に

Q1 推奨するPC仕様を教えてください。

答え

以下仕様を満足するPCを選定ください。
・PCIフルサイズが実装可能。
・6ピン PCI Express 用電源コネクタ。
・無風状態でないこと(ボード付近に対流があること)
・隣接するスロットに磁束を発生させるような基板が無いこと。
・PCI Express Base Specification Revision 2.0 x8 が実装可能。

Q2 ケーブルは付属していますか?また、コネクタは何ですか?

答え

付属しておりません。
ご購入に関しては弊社営業部へご確認ください。
コネクタはMMCXです。

Q3 製品購入後、すぐに動作評価を行える付属のソフトウェアはありますか?

答え

SDKにサンプルを付属しています。
また、弊社会員ページから評価アプリケーション(無償未サポート)をダウンロードしてご使用いただけます。

Q4 SDKの制限事項はありますか?

答え

電源管理であるスリープ(サスペンド)や休止状態(ハイバネーション)の状態では正常動作できません。連続運転させるシステムではこれらの機能をOFFにしてください。

Q5 1台のPCに複数枚接続して使用できますか?

答え

デバイスドライバでは1シリーズあたり最大4枚までの制御が可能です。
複数接続する場合、PCI Expressのスロットごとにパフォーマンスが異なる場合がありますので、一度ご評価頂くことをお勧めします。

1. 製品の使用に関して

Q1 ACカップリングとDCカップリングの差異は何ですか?

答え

[ACカップリング]
DC、AC成分を含む信号からトランスや、コンデンサ等を使用してDC成分を除去する回路です。
[DCカップリング]
DC、AC成分をそのまま使用する回路です。
DAM-516はACカップリングで出力します。

Q2 1kHzの正弦波(500MS/s、1kHz 400mVp-p)を出力させたところ、波形が歪んでしまいました。
これは仕様上のものなのでしょうか?

答え

DAM-516の出力に接続されておりますパルストランスの特性上60kHz以下の周波数は減衰し、意図した波形が出力されません。
こちらは製品の仕様となりますのでご了承戴きます様お願いいたします。

Q3 インターポーレーション(補間)機能とは何ですか?

答え

図の黒点は波形を生成するために用意したデータからD/Aした点で、赤点は各黒点間を補うために計算して求めた値をD/Aした点です。
インターポーレーション機能を使用することで、赤点を生成することができます。

インターポーレート